6ヶ月以上空けて申し込むのが確実
クレジットカードの申込情報は、「個人信用情報機関」に過去6ヶ月間のものが残ります。各カード会社はこの個人信用情報機関の情報を参照しています。
至って健全な理由、たとえば「カードを作ったのだがポイントの使い勝手が悪いので解約して新しいものにしたい」とか、「締め日や支払日が都合に合わないので別のものにしたい」とかであっても、カード会社からすると「短期間に何度も新規にお金を借りようとしている人」という風に見えてしまうのです。
長いと感じるかもしれませんが6ヶ月空ければ完璧です。反対に「また落ちた、また落ちた」と短期間にどんどん申し込むと、状況もどんどん悪化してしまうのです。
転職の「前」に申し込む
カード会社では年収や職業など色々な属性に基づいて審査を行いますが、「勤続年数」もキーポイントになります。
勤続年数を急に伸ばすことはできませんが、転職すると突然短くなってしまいますよね?もし転職を考えている人であれば、その前にカードを作るのがおすすめです。
引っ越しの前に申し込む
賃貸住宅の場合、約1年程度の居住年数があれば、審査において特に不利にはなりません。
これも転職と同じ考え方で、引っ越しを予定していて居住年数が1年に近い場合、1年に達してから申し込めるとベターです。引っ越しを繰り返している人に「信用」を与えられるか?友達にお金を貸すと考えても、やはり安定してどこかに住んでいる人のほうが信用できますよね。
実家(家族の持ち家)に戻ったときに申し込む
何らかの事情で、実家に戻ったとすればこれは大チャンスです。もし実家が持ち家であれば、カード審査においてとても有利になるのです。家族の持ち家であっても、持ち家の場合居住年数はさほど問題にならず、1ヶ月もあれば十分です。
家族の家に住んでいる人が、そうそうどこかに消えてしまうとかは、考えにくいですからね。いやな言い方になりますが「逃げにくい人」と見なされることが大事なのです。
学生のうちに申し込んでおく
学生は、非常にカード審査に通りやすい属性です。「え?収入とか無いけど」と考えるのはズバリ誤りで、「あなたを養い、学校に通わせられるだけの経済力がある保護者がいる」という見方をされるのです。
学生のうちにカードを作り「安定利用」していれば、就職後の状況にはさほど影響されずカードを持ち続けられます。たとえば一時的に失業してしまったとしても、そのことでカードが停止されたりはしません(カード会社に報告する必要はない)。
2枚めが欲しい場合、収入よりカードの安定利用を重視する
「カードを持ってはいるが、もう少しポイントの貯まるものがほしい」こういったとき、「収入を上げ審査で有利になろう」といっても急にできるものではないですね。審査において、収入よりはカードを安定して利用していることが大事です。月3000円等でもいいので手持ちのカードをしっかり使い毎月きちんと返済していきましょう。
まとめ
カードを作るに当たってはどうしても審査がいります。審査に使われる情報(属性)は簡単には変えられませんが、たとえば勤続・居住年数のように「敢えては変えない」ようにできるものもあるのです。
同じような仕事をしていても、なぜかカードに通る人と通らない人がいますね。見かけの収入などではなく、ちょっとしたキーポイントを押さえているかどうかが決め手であったりもします。