本部がすべき役割とは
まず本部がすべき役割ですが、フランチャイズに加盟したお店は、ノウハウもビジネスモデルも何もない状態なわけです。
そんな状態でいきなり経営をしろと言っても無理があるので、まずは本部が構築しているノウハウやビジネスモデルをしっかりと伝える必要があります。
継続したサポートが重要
また、ノウハウを伝えてそれで終わりというわけではなく、その後も継続したサポートが必要になります。
支援をするんはもちろん、必要に応じて指導をしたり経営理念を提示することが重要なのです。
ただ、あまりに必要以上に口出しをしてしまうと、逆に加盟店の経営を阻害することに繋がりかねないので、上手くバランスを取るようにしましょう。
加盟店がすべき役割とは
一方で加盟店がすべき役割としては、本部からの指示やノウハウに応じて、それに基づいた経営をしていく必要があります。
また、常に本部とコミュニケーションが取れるように、その体制を整えておく必要があります。
そして、本部には一定の対価を支払う必要があるので、その金銭も確保しておかなければなりません。
どちらか一方でも歯車が狂ってしまうと
フランチャイズにおいては、本部と加盟店、どちらか一方でも歯車が狂ってしまうと、その業界全体に大きな影響を与えてしまうことを覚えておかなければなりません。
例えば、A店がトラブルを引き起こしてしまったことで、好調な経営を続けているB店にも影響を与えてしまい、その結果B店の売上も下がってしまうことになりかねないのです。
それを避けるためにも、それぞれが自分の役割をしっかりと果たせるように努めないといけないのです。